2023年4月1日 エイプリルフール

今日から新年度、これはウソじゃない。

4月1日土曜日
エイプリルフール

罪のない嘘をついて良いとされる日。日本では「四月馬鹿」とも呼ばれる。
エイプリルフールに嘘をついても許されるのは、4月1日の24時間だけ。 嘘をばらさないまま数日過ごすことはせず、オークアップルデーのように、その日のうちに嘘を終わらせて笑い合いましょう。

その昔、ヨーロッパでは3月25日を新年とし、4月1日まで春の祭りを開催していたが、1564年にフランスのシャルル9世が1月1日を新年とする暦を採用した。これに反発した人々が4月1日を「嘘の新年」として位置づけ、馬鹿騒ぎをするようになったのがエイプリルフールの始まりとされています。
また、インドでは悟りの修行は春分の日から3月末まで行われていましたが、すぐに迷いが生じることから、4月1日を「揶揄節」と呼んでからかったことによるとする説もあります。

日本にエイプリルフールが入ってきたのは大正時代頃で、直訳の「四月馬鹿」として広がりました。この「四月馬鹿」が流行る以前は、4月1日を「不義理の日」とする風習がありました。これは中国伝来の風習で、不義理をしてもよいのではなく、義理を欠いている人に手紙などで挨拶をして、御無沙汰を詫びるための日です。同じ日付で全く趣が違いますね。

新学年

学年度始めの日。4月1日から翌年の3月31日を「年度」として括る。
元々日本では、特に入学の時期は定められておらず、年中入学可となっているのが普通だった。1886(明治19)年10月に、高等師範学校が学年暦を4月1日からと定め、1888(明治21)年から全国一斉にこれにならうようになった。ただし、大学や高等学校では欧米の習慣に合わせて9月に新学期を始めていた。

4月1日生まれの人は、前年度の3月生まれの人と一緒に入学することになる。これは、学校教育法で保護者は、子女の満六歳に達した日の翌日以後における最初の学年の初から(中略)就学させる義務を負う。と規定しているためである。「年齢計算ニ関スル法律」では年齢ハ出生ノ日ヨリ之ヲ起算スとし、「民法」第143条では年を単位として期間を定めた場合には、起算日の応答日の前日に期間が満了することとしている。つまり、4月1日に生まれた人は、その6年後の3月31日をもって五歳の期間が満了することになり、その翌日の4月1日に始まる学年から小学校に入学するのである。

新会計年度

4月1日から翌年の3月31日を「年度」として括る。
江戸時代までは、暦年とは別の「年度」というものはなく、1月から12月までで会計を行っていた。しかし、明治維新の後、政府の財政が苦しく、暦年と合わせることができなくなって「年度」が作られた。その為、当初は年度の始期が頻繁に変えられた。1886(明治19)年に、現在の4月から翌年3月までとなった。
会計年度の始期が4月1日となったのは、秋の収獲後の徴税の都合の為であるとされている。また、イギリスでかつて3月25日を新年としており、金銭の精算に一週間の猶予が認められていたからとする説もある。

トレーニングの日

スポーツ用品メーカー・ミズノの直営店・エスポートミズノが1994年に制定。
年度始めからトレーニングを始めようという日。

不動産表示登記の日

1960年のこの日、「不動産登記法」が改正され、「表示登記」(現在は「表題登記」)という概念が作られた。

不動産鑑定評価の日

日本不動産鑑定士協会連合会が制定。
1964年のこの日、「不動産鑑定評価に関する法律」が施行された。

児童福祉法記念日

1948年のこの日、「児童福祉法」が全面施行された。

売春防止法施行記念日

1957年のこの日、「売春防止法」が完全施行された。
この前日までに、売春が行われていた「赤線」の店は一斉に廃業した。

オンライントレードの日

大和証券が制定。
1996年のこの日、大和証券が日本初のインターネットでの株式の取扱いを開始した。

ストラップの日

ストラップの販売・制作を行うストラップヤが2009(平成21)年に制定。
1991年のこの日、初めてストラップ用の穴が開けられた携帯電話が発売された。

(旧)琉球政府創立記念日

アメリカ施制下の沖縄の琉球政府が定めた、日本の国民の祝日に相当する「住民の祝祭日」の一つ。
1952年のこの日、琉球臨時中央政府を改組して琉球政府が発足した。

綿抜

昔は、この日から布子の綿を抜いて袷にした。

今日がお誕生日の人

  • 1920年 - 三船敏郎、映画俳優(~1997年)
    中国・青山生まれ。第2次世界大戦中は陸軍航空隊などに所属。終戦後、東宝にカメラマン助手として入社を希望したところ、手違いから第1期東宝ニューフェイスのオーディションを受けることになり、役者として補欠採用。47年「銀嶺の果て」で映画デビュー後、黒澤明監督の「醉いどれ天使」で一躍人気を博し、「羅生門」がベネチア国際映画祭のグランプリ受賞。その後も「七人の侍」)、「隠し砦の三悪人」など黒沢監督作で活躍。「宮本武蔵」がアカデミー賞外国語映画賞、「無法松の一生」がベネチア国際映画祭の金獅子賞受賞、国際的に高い評価を得る。メキシコ映画「価値ある男」で海外作品に初主演、63年には「五十万人の遺産」で初メガホンをとった。65年、黒澤監督との最後の作品となった「赤ひげ」(65)で2度目のベネチア男優賞。俳優として活躍する一方で、「怒涛一万里」やTV映画「桃太郎侍」を制作。国内にとどまらず、「グランプリ」、「レッド・サン」、「ミッドウェイ」などの海外作品で世界的なスター俳優たちと共演。97年12月多臓器不全のため77歳で死去。
  • 1920年 - 三船敏郎、映画俳優(~1997年)
  • 1928年 - 塩沢とき、女優(~2007年)
  • 1936年 - 若松孝二、映画監督(~2012年)
  • 1939年 - アリ・マッグロー、女優(『ある愛の詩』)
  • 1941年 - 伊藤エミ、歌手、ザ・ピーナッツ(~2012年)
  • 1941年 - 伊藤ユミ、歌手、ザ・ピーナッツ(~2016年)
  • 1944年 - 倉石功、俳優
  • 1954年 - 林真理子、小説家
  • 1961年 - 高橋克実、俳優
  • 1961年 - スーザン・ボイル、歌手
  • 1967年 - 相原勇、タレント
  • 1967年 - 鷲尾いさ子、女優
  • 1968年 - 桑田真澄、元プロ野球選手
  • 1991年 - 本仮屋リイナ、アナウンサー(本仮屋ユイカの実妹)(