2023年3月5日 サンゴの日

サンゴ、あまり身近ではないかもしれません。でも、海では大切なはたらきをしているそうです。植物ではなく動物なので、光合成はしないそうです。

3月5日日曜日
サンゴの日

「さん(3)ご(5)」の語呂合せと、珊瑚が3月の誕生石であることから。
海の中を彩り、幻想的な世界を創り出す珊瑚。珊瑚礁は日本の海洋・自然環境を守っています。

実は動物

植物のように見られがちですが実は動物です。
クラゲやイソギンチャクの仲間に分類される刺胞(しほう)動物の一種で、触手などに毒針を持っています。腔腸(こうちょう)動物ともいわれ、食べ物と排泄物が同じ口から出入りする体の構造となっています。また、他の腔腸動物とは異なる性質として、ポリプと呼ばれる個体が分裂して群体をつくる特徴があり、ひとつの群体には数百~数万の個体(クローン)が集まっています。

約800種類もある

世界のサンゴの種類です。このうち沖縄には、約200種のサンゴが確認されており、世界的にもサンゴの多い海域といわれています。非常に多くの種類が存在するサンゴですが、大きく分けるとサンゴ礁をつくる造礁サンゴと単体で生息する非造礁サンゴの2つに分類できます。造礁サンゴには、ハナヤサイ、ミドリイシ、コモン、といったサンゴがあり、テーブル状、枝状、キャベツ状などのサンゴ礁を形成しています。また、非造礁サンゴには宝石に使われるアカサンゴやモモイロサンゴ、シロサンゴ、ベニサンゴなどがあり、その多くが深海でゆっくりと成長します。

サンゴのはたらき

サンゴは、動物でありながら植物と同じように二酸化炭素を吸収し、酸素をつくりだす働きをしています。これはサンゴ自体の働きではなく、ポリプ内に共生する褐虫藻といわれる藻類の働きによるものです。サンゴの二酸化炭素吸収率は、1㎡あたり4.3kg/年といわれ、陸上の植物よりも多くの働きをします。
また、サンゴには海を浄化する働きや天然の防波堤としての役割、他の生物への影響など、海中だけではなく地球にとって大変大きな役割を果たしています。

サンゴの敵

サンゴは、水温の上昇や紫外線の強弱により生存できなくなるほど繊細な生き物です。オニヒトデなど海の生物による被害が多くあげられますが、サンゴに一番大きな影響を与えているのは私たち人間です。生活排水による水質の汚染をはじめ、開発による赤土の流出、埋め立て、ゴミの放棄、釣りによる被害などなど・・・
人間はこれまで想像を絶する量サンゴを殺してきました。環境保全が世界規模で唱えられる今日、海の中にも目を向けなければいけない時代がきています。

(特定非営利活動法人美ら海振興会サンゴについてもっと知りたいより)

ミスコンの日

1908(明治41)年のこの日、時事新報社が全国から「良家の淑女」を対象に写真を募集し、その審査結果を公表した。これが日本初のミスコンテストとなった。

1等に選出されたのは小倉市長・末弘直方の四女・ヒロ子で、学習院女子部3年に在学中だった。彼女の兄が本人の承諾なしに応募したものだったが、コンテスト参加は学習院で大問題となり、彼女は退学処分になってしまった。

スチュワーデスの日

1931(昭和6)年のこの日、東京航空輸送が実施した日本初のスチュワーデス採用試験の結果が発表された。

「エアガール」という呼び名で募集され、2月5日に試験が行われた。140人の応募に対し、合格者は3人だった。

今日がお誕生日の人

  • 1947年 - 栗原はるみ、料理研究家、76歳。
    静岡県下田市出身。26歳で栗原玲児氏と結婚し、一男一女に恵まれる。家族のための日常の料理作りが、幅広い年齢層から支持を得て人気料理家に。生活提案型のショップ&レストラン「ゆとりの空間」やショップ「share with Kurihara harumi」をプロデュース。家族を温かくもてなしたい、料理を通じて家族の笑顔が見たい、という原点から生まれたアイディアあふれるレシピは、年代を問わず幅広い層から支持され、各メディアでも活躍。1992年発売の「ごちそうさまが、ききたくて。」は続編と併せて200万部を超える料理本としては異例のベストセラーとなっている。
    2005年には日本人で初めてグルマン世界料理本大賞グランプリ受賞。その功績から同年の紅白歌合戦の審査員に。最近では、環境省の地球温暖化対策にむけたアンバサダーとしても活動。現在、レストラン&カフェや、オリジナル食器、キッチン雑貨などのプロデュースも手がけている。
栗原はるみさん
Wikipedia
  • 1898年 - 周恩来、政治家、初代国務院総理(~ 1976年)
  • 1910年 - 安藤百福(あんどう ももふく)、日清食品創業者(「チキンラーメン」、「カップヌードル」を開発、~ 2007年)
  • 1916年 - 会田雄次、評論家(『日本人の意識構造』、『アーロン収容所』~ 1997年)
  • 1947年 - 湯原昌幸、歌手、俳優
  • 1951年 - 榊原るみ、女優
  • 1953年 - マイケル・サンデル、政治哲学者(ハーバード白熱教室)
  • 1972年 - 菊間千乃(きくま ゆきの)、弁護士、アナウンサー
  • 1972年 - 熊川哲也、バレエダンサー
  • 1985年 - 松山ケンイチ、俳優
  • 1987年 - 川内優輝、陸上競技選手(中・長距離・マラソン)
  • 1995年 - 志尊淳、俳優(D2)