2023年2月21日 漱石の日
sakai@arum.co.jp日曜日は４月の陽気だったというのに、また寒さが戻るとか。でも間違いなく春は近づいていますな。
近代日本人の肖像
2月21日火曜日
漱石の日
1911(明治44)年のこの日、文部省が作家・夏目漱石に文学博士の称号を贈ると伝えたのに対し、漱石は「自分には肩書きは必要ない」として辞退しました。この逸話を記念して、漱石の日と言うようになったそうです。
漱石
「夏目漱石」の本名は「夏目金之助」、「漱石」は、「漱石枕流」という四字熟語がもととなっています。漱石枕流とは、頑固者・ひねくれ者を表す言葉です。これが自分の性格にぴったりと考えた漱石は、この言葉をペンネームにしたと言われています。
このペンネーム、もともとは漱石のものではなかったのです。漱石の友人、正岡子規のものでした。正岡子規は「走兎」「風廉」「四国仙人」など、多くのペンネームを持っていました。その数は100以上とも言われています。それらのペンネームの中に「漱石」がありました。それをもらう形で「夏目漱石」というペンネームが生まれました。
超甘党
夏目漱石の大好物は、甘いお菓子。その中でも特にアイスクリームがお気に入りだったようで、漱石の家の裏庭にはアイスクリーム製造機が置かれていたそうです。
しかし、漱石は胃潰瘍持ち・・・。アイスクリームや羊羹などの甘いお菓子を食べ続けた結果胃潰瘍は悪化し、大吐血と心臓停止という生死をさまよう経験をします。
甘い物の摂取はほどほどに！
国際母語デー(International Mother Language Day)
国連教育科学文化機関(ユネスコ)が1999年11月に制定。国際デーの一つ。
1952年のこの日、当時はパキスタンの一部だったバングラデシュで、ベンガル語を公用語として認めるように求めるデモ隊に警官隊が発砲し、4人の死者が出た。バングラデシュでは、独立運動の中の重要な事件の一つとしてこの日を「言語殉教者の日」としていた。
日刊新聞創刊の日
1872(明治5)年のこの日、現存する中では日本初の日刊新聞『東京日日新聞』(現在の毎日新聞)が創刊した。
日本初の日刊新聞は1870(明治3)の『横浜毎日新聞』であるが他社に吸収されているため、現存する中では最古とされている。ただし、毎日新聞は自身のことを「東京で最初の日刊紙」と表現している。
食糧管理法公布記念日
1942(昭和17)年のこの日、「食糧管理法」(食管法)が公布された。
米や麦などの食糧の生産・流通を政府が管理し、食糧の需給を安定させるのが目的であった。1995(平成7)年に廃止され、代わって政府による管理を緩和した「主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律」(食糧法)が施行された。
今日がお誕生日の人
- 1981年 - 要潤（かなめじゅん）、俳優
香川県三豊市出身。高校卒業後夜行バスで上京。
上京後、数種類のアルバイトをしながらオーディションを繰り返していた。新宿の居酒屋でアルバイト中、今の事務所（フリップアップ）の人に「俳優にならないか」とスカウトされた。
スカウト前の1999年、俳優志望の友人と『笑っていいとも!』の「看板男コレクション」のオーディションを受け合格、番組に出演し優勝している。
2001年、『仮面ライダーアギト』の氷川誠 / 仮面ライダーG3役でデビューし、注目を集める。「イケメンヒーロー」ブームを牽引した。同年9月公開の『劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4』で映画初出演。
2002年の昼ドラ『新・愛の嵐』ではヒロインの相手役を演じ人気を博す。その後はテレビドラマ、映画、CM、バラエティなど多方面でマルチに活躍している。
出身地・香川県をPRするキャンペーンで架空の県名「うどん県」の副知事として広報活動を担当。また、三豊市の「三豊ふるさと大使」も担当している。
